「フォアーツッツキNG4選」シニア卓球愛好家に多い昭和卓球の誤解や勘違いとは?
みなさんこんにちは、岐阜県可児市で、台貸し、個人、グループレッスンを行っている卓球場、Grip Meisterです。
「昭和卓球の正しいツッツキ」と解釈されていた理論とは?

【令和8年8月7日配信】
① 握り方を変える
・下回転サーブを出す時のやり方と同一で考えてしまっている方が多い。
・中指、薬指、小指を外して遠心力で回転をかける事が正しいと考えている。

② ボールを擦る
・「ボールを擦る」という解釈を2層になっている裏ソフトラバーの「シート部分」だけで回転をかけるという解釈をしている方が多 い。
・「ラバーで転がす」という表現をされる方も多い。どちらの解釈も結果的に、「ラバーのシート部分」の表面だけで回転をかけるのが正しいと解釈しているのは共通である。

③ ボールを見過ぎる
・「飛んでくるボールはラケットに当たるまで見ろ」という理論を正しいと思っている方が多い。
・卓球は「動体視力のスポーツだ」と解釈している方が多い。

④ 足をすぐ前に出す
・ツッツキをするタイミングは、ボールが「落下直後を打球するのが正しい」と思い込んでいる。
・ツッツキをするタイミングは、ボールが飛んできた「頂点で打球するのが正しい」と思い込んでいる。
・上記で紹介した2つの理論が、飛んでくるボールの長短を無視してすぐに足を前に出してしまう傾向にある。

「昭和卓球のツッツキ理論」は何が問題なのか?
① 握り方を変える
・ ボールに回転をかける時に「遠心力が重要」というのは誤解である。
・遠心力が重要と考えている方に、この後に紹介するラバーに回転がかかる原理である「ひきつれ現象」を知らない方が多い。
【ひきつれ現象の瞬間】

② ボールを擦る
・ボールがラバーの表面でツルっと滑る現象が、「スリップ」として発生して相手コートまでボールが飛ばない事がある。
・ラバーのシート部分だけで「擦る」解釈をしている方は、下記イラストのように「ラケット角度」「スイング方向」が同一になっている事が多い。
【ラケット角度とスイング方向】

③ ボールを見過ぎる
・スイングの始動が遅れる「振り遅れ」の現象がでやすい。
・打球後のボールに視点が合ってしまい、本来は相手を見て次の打球動作を見る予測の時間になるのが正解である。
【初級者で終わる負のループ】

④ 足をすぐ前に出す
・長く飛んでくるボールに対して足を前にだしてしまったら、体勢がドン詰まりの状態でツッツキしてしまう現象になる。
・右利きの場合、右足を出す方が多いが、バックサイドに長いボールが飛んでくると身体がクルンと回ってしまい返球しにくい。
【長短を4分割で解説】

「現代卓球のツッツキ理論」が改善のポイント
① 握り方を変える
・ツッツキに遠心力は必要ないので握り替える必要はない。
・卓球台との立ち位置によって、直線的なスイングになるか遠心的なスイングになるかが異なる。
・ネットに近ければ近いほど直線的になスイングになる。
・カットマンのように卓球台から離れてプレーするほど遠心的なスイングになる。

② ボールを擦る
・ラバーのシート部分だけの「表面で擦る」のではなく、ラバーのスポンジ部分まで使う「ひきつれ現象」を理解する必要性がある。
・「ひきつれ現象」を正しく起こさせて、ツッツキ時におけるラケットの出発位置、「ラケット角度」「スイング方向」「スイングスピード」を意識してスイングする。
・スリップされている状態では「打球感」の手応えが少ないが、正しく「ひきつれ現象」が起きていれば、「打球感」がしっかり手に伝わってくる。これが理解できると、専門用語として打球時にラバーがたくさんスポンジまで潰れる「厚く当たる」、またスポンジが潰れるのを減らす「薄く当てる」と言った内容も理解できるようになる。ドライブで例えるなら、スピードドライブが「厚く当てる」状態であり、ループドライブが「薄く当てる」状態である。これらの技術は「ラケット角度」と「スイング方向」で調節できるようになる。
【ラバーが潰れているひきつれ現象】

【ひきつれ現象の解説動画】
③ ボールを見過ぎる
・卓球は「動体視力のスポーツ」ではなく、「動体視力」「周辺視野」「瞬間視」の3要素をまず理解する必要性がある。
・相手が打球したボールの速度が速いほど、インパクト付近までボールを動体視力で追うのをやめる事がポイントになる。
・結果的に打球後は、相手の動作を見る時間が増えるので、相手の打球動作を早く見る「予測能力の向上」に繋がる。
・一般的には飛んで切るボールが速ければ速いほどボールの動きに視点が合っている「動体視力」の時間を減らして、飛んでくるボールが遅ければ遅いほど、ボールに視点が合っている「動体視力」の時間が増える傾向にある。
・相手の打球動作が早く見れるほど、何の技の準備をしているかが的確に把握できるので「瞬間視」の能力向上にも繋がる要素になる。
【目の能力3要素の紹介】

④ 足をすぐ前に出す
・ツッツキの打球ポイントは「落下直後の上昇期を打つ」「頂点で打つ」必要性はない。
・長く飛んでくるボールは落下直後の上昇期を打球する。
・短く飛んでくるボールは、ネットに近くなる短さほど「頂点を通過した後の下降期」で打球するのがポイントである。
・飛んでくるボールは「短いボールよりも長いボールを待つ」事ができれば、足をすぐ出してしまう現象を改善する事ができる。
・結果的に足がバタバタしないで落ち着いてプレーできる事に繋がる。
【優先順位の解説】

卓球とグリップの重要性
卓球指導歴が30年近くもなると、たくさんの卓球愛好家の握り方を見てきた。
大きく分けて3種類をご紹介します。
① フォアーハンドグリップ


② バックハンドグリップ


③ ニュートラルグリップ


過剰なフォアーハンドグリップとバックハンドグリップによって起きるデメリット
① フォアーハンドグリップ
・フォアーハンド打球時にスイング中、人差し指がラバー中央付近へ動いてしまいラケット角度が急激に変化する。
・バックハンド打球時で親指を曲げ過ぎている事で腕橈骨筋に力が入り、体の正面やバックミドルで前腕が痛くなりスイングがしにくい。
② バックハンドグリップ
・フォアーツッツキ時に、小柄な方ほどラケット角度が上を向きすぎてしまい、「ひきつれ現象」が正しく起きず、スリップミスがでやすい。
卓球愛好家の傾向
これらの握り方で卓球愛好家の方はどんなプレーをしているか?
① フォアーハンドグリップのままプレーする
② バックハンドグリップのままプレーする
③ フォアーハンドとバックハンドで①と②を握り替える
この3つに分類することができる。
グリップの悩みを解決するために
これらの握り方によるデメリットを解決するために思いついたのは補助具の開発でした。
ポイントは「親指」のサポート。
プロ選手などプレーが上手くできている握り方を参考に、親指が「どの方向」「どの角度」になっていればバランスが整うか。
開発はその1点に絞られました。試作を重ねる日々からようやく出来上がったサンプルを、岐阜県産業技術総合センターへ持ち込み支援を受け、無事に量産化への道のりを達成する事ができました。
【試作風景】

【サンプル品完成】

【岐阜県産業技術総合センター】


「Fit-Pro-G」の誕生

【右利き用】

【装着例】

効果や感想など
・グリップがブレずに握れるようになった
・ラケット角度が安定する
・安定感や安心感が増す
・握り替える事がなくなりプレーが安定するようになった
握り方に悩んでいる方、バランスの良い握り方でプレーしてみたい方、ぜひ一度「Fit-Pro-G」をお試し下さい。」
日本国特許取得と卓球王国掲載

日本国特許庁より世界初のアイデアとして、
特許第7450999号
として登録されました。
また月刊誌「卓球王国」の2024年8月号に「Fit-Pro-G」が掲載されています。
YouTube「シニア脱昭和卓球チャンネル」
令和7年10月より動画を配信しています。
シニア層の方を指導してきた経験を活かして、特に勘違いや思い込みから上達の妨げになっている、10項目から配信しています。
卓球の上達に伸び悩んでいる方の多くは、「気にしなくていいこと」「やらない方がいいこと」がとても多く、卓球が難しくなっている要素を取り除いていけば、自然と上達の道のりが見えてくることばかりです。
シニア層の方に限らず、若年層の方々も伸び悩んでいる方で、昭和卓球の上達を妨げる理論を正しいと信じている方もいます。
現代卓球を学ぶと、とてもシンプルで奥の深い要素と出会う事ができます。
「難しい」と言われる卓球から「奥が深い」と感じれる卓球へ。
卓球愛好家の皆様へ頭脳のアップデートとして参考になればと思い配信しています。
ぜひご覧になってください。
シニア脱昭和卓球チャンネルは、月刊誌「卓球王国」の2025年1月号に掲載されています。

【運営者情報】
Grip Meister 代表 柘植俊幸
https://tsuge-tts.com/
Fit-Pro-G 商品紹介
https://tsuge-tts.com/product/
Amazonストア
https://www.amazon.co.jp/b?node=26286483051&ie=UTF8&marketplaceID=A1VC38T7YXB528&me=A2A4K67DTBWZ2B
卓球王国掲載記事
https://world-tt.com/blog/news/archives/312996
シニア脱昭和卓球チャンネル
https://www.youtube.com/watch?v=KFbrPRS-bns
岐阜産業技術総合センター
https://www.gitec.rd.pref.gifu.lg.jp/abstract/access.php
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